まず認識しておきたいのは、
転職エージェントには大きく2つあるという点です。
一つはマイナビとかパソナキャリアなど、
幅広い種類の求人をたくさん扱う総合型転職エージェント。
そしてもう一つはIT転職ナビとかメイテックネクストのような、
求人ジャンルを限定した特化型転職エージェントです。
転職バカも実際に取材をしてみるまでは、
この二つのタイプの転職エージェントの違いをあまり実感していなかったのですが、
この2タイプの違いはかなり大きいです。
この二つのタイプの転職エージェントに明確な境界線は無いと思いますが、
転職バカの主観で当サイトに掲載している転職エージェントを分類してみます。
総合型転職エージェント | 特化型転職エージェント |
マイナビエージェント、type転職エージェント、 パソナキャリア、doda、 リクルートエージェント、Spring転職エージェント、 JACリクルートメント |
メイテックネクスト、マイナビ×IT、IT転職ナビ、 クリーデンス、アパレル転職なび、@Agent |
総合型転職エージェントは大手で有名なところが多く、
求人数は圧倒的、そのかわり浅く広いです。
特化型はあまり聞き慣れない業者が多いですが、
求人のジャンルを特化しているために、
CA(キャリアアドバイザー)の質が必然的に高くなり、
結果マッチング精度が高まります。
たとえば、自分がJavaプログラマーで、
Javaのプログラミングスキルが必要な求人に応募したとします。
この場合、総合型転職エージェント経由でこの求人に応募すると、
自分と求人を出している企業を取り持つCAに、
Javaの知識が全く無いというケースはザラです。
でも、もしIT関連の求人に特化した転職エージェント経由で、
同じ求人に応募すると、CAにJavaの開発経験があるケースも少なくない、
つまりCA自体がプログラマーレベルの知識を持っていることも少なくないので、
かなり専門的な質問や要望もスムーズに進められる場合が多いです。
そもそもIT関連の求人に特化した転職エージェント経由で求人を探した場合と、
総合型転職エージェント経由で求人を探した場合では、
紹介される求人自体が違ってくる可能性も高いです。
特化型ではマッチングの段階からCAの知識が生かされるからです。
そういう意味では専門職を求めている人が総合型転職エージェントに行ってしまうと、
なにかと煩わしい事態が発生することも多くなるかもしれません。