業績は絶好調!会社も規模を拡大、
僕自身も部下を抱える管理職になり、これからさらに伸びる!
そう信じて疑いませんでした。
しかし、、、
結果的に・・・
ヘラクレスへの上場することはできませんでした、、
理由としては、
ヘラクレスの売買システムのトラブルにより、
新規申請銘柄については、一旦、凍結する。
というものでした。
それだけが理由だったのか、定かではありませんが、
その後、セントレックスへ上場するという話もあがったものの、
結局・・・上場するということはありませんでした。
そこから会社に少しずつ変化が訪れました。
役員が一人やめ、二人やめ・・・そして、
体育会系であった上司ですらこの会社を去っていきました。
しかし自分には「やめる」という選択肢はありませんでした。
ここまで育ててくれたのは、この会社のおかげだと思っていましたし、
お客様からも信頼してもらっていたことが非常に大きかったのです。
そんなある日、社内で内勤をしていた時に、
一人の男性が自分に声をかけてきました。
「おい、仕事がんばってるか!」
全く見覚えのない男でしたが、
よく見ると、すぐにだれかわかりました。
それは社長でした。
なぜわからなかったのか?
前述でも説明したように社長は、
巨漢でお相撲さんのような体格なのですが、、
目の前にいたのは、以前の体格が嘘かのような
かなり激やせした姿だったからです。
よく、うさんくさいダイエット商品で、
「うそやろ!?」というような、ビフォーアフターの対比画像がありますが、
社長の激やせぶりは、まさにそれ以上のインパクトでした。
次郎三郎⇒「社長、どうしたんですか!?」
社長⇒「ダイエットに成功したんや。」
かなりやつれた印象で華奢な体。
それは目を疑うような・・・変化でした。
東京本社になってから会う機会は激減していましたが、
久しぶりに見た社長は、本当に別人でした。
その時、社長はペットであろう、
チワワを会社に5、6匹連れてきていました。
激やせした社長の姿を見ながら、場違いな犬が吠えまくる、、
なんだかフロアが異様な空気だったこと覚えています。
そして、その3日後でした。
社長が急死したのは。。