期間にして3ヶ月程度だったのですが、内容が濃すぎて、出来事が多すぎて、
転職バカには何年にも感じられた3ヶ月でした。
東京に出てくる前の出来事が、
はるか昔のことのように感じられます。
自分自身も技術者としても、人としても大きく成長していると感じていました。
この時期に一緒に働いていたS君ら同僚とは今でも友達ですが、
激務を共に過ごした仲間との信頼関係はかなり強いです。
「難易度が高すぎる仕事」とか、「すごく怖い上司」とか、
共通の目的や敵(?)がいるほど、仲間の結束力は強くなります。
共通の目的が難しければ難しいほど、共通の敵が強ければ強いほど、
仲間の結束力は強くならざるを得ないと思います。
そういう意味で、この職場では、
転職バカにとっての生涯の友ができた環境だったと言っても過言ではありません。
ここまで書いた話を振り返ると、だれも望まない職場環境だと思いますし、
転職バカももう一度やれと言われても100%断りますが、
こういった難局を乗り越えた数が多い人間の方が人生に深みが出るんだな~と、
今となっては思います。
そう考えると、転職バカはこの激烈ブラックの会社に出向してほんとによかったと思います。
全部ひっくるめて、すごくいい思い出になっていますし、
刺激があっておもしろかったです(笑)
こうやって3ヶ月の東京での生活が終わり、
転職バカは大阪の本社に帰って行ったのでした。
そして転職バカが3か月間出向していた激烈ブラック会社は、
大阪に帰ってちょっと経った時に倒産したという噂を耳にしました、、
深刻なバグというのは本当に致命的だったようで、
取り返しはつかなかったようです、、
転職バカの会社とは別の会社から出向していた人の話によると、
結局Sの支払い能力がゼロになってしまったので、
Sからの人件費が降りなかったそうです、、
転職バカの会社からはその件に関しては本社から何も聞きませんでしたが、
転職バカたちの場合はかなりの安値だった可能性が高いので、
払ってもらえたのかもしれません。