先に来ていた同僚のS君の話によると、
ネットワークエンジニアのIさんがKさんに対して言ったことが、
Kさんにとっては屈辱的だったらしく、いきなりキレて取っ組み合いのケンカになったそうです。
以下同僚のS君から聞いた話をそのまま書いてみると、、
Kさん「Iさん、Javaのメソッド辞典みたいな本ってある?」
Iさん「いや、JavaDocみればいいでしょ。」
Kさん(いきなり持っていたタバコをIさんの机にたたきつけて、Iさんのむなぐらを掴む!)
Kさん「言い方に気を付けろ!!(怒)」
Iさん「はぁ!?(怒)離せよ!」(Kさんを振り払おうとするが、Kさんがなかなか離さないので殴る!)
Kさん「は!」(Iさんを殴り返す!)
Iさん(マジ切れ状態。もう一度Kさんを殴る!)
その後Iさんはオフィスを出て行ったそうです。
解説すると、Javaというのはプログラミング言語のことで、
メソッド辞典というのは、簡単に言えばJavaの用語辞典みたいなもんです。
Java技術者の間ではそういった用語辞典を頻繁に使うことは常識なので、
JavaDocという技術者用のドキュメントがすでに用意されているのです。
(ちなみにDocというのはDocumentの略です。)
Kさんはプロジェクトリーダーだったのですが、
Javaやプログラムの知識はそれほどなかったらしく、
辞典みたいなのがあればいいな~と思ったのでしょう。
そして、それはJava技術者ならだれもが思うことだったので、
そういったドキュメントがすでに用意されていて、Java技術者は毎日それを参照しながら仕事していました。
こういったことは当時Java歴9ヶ月程度だった転職バカでも知っていました。
そんな技術者にとっての常識を、Kさんは知らなかったわけですが、
それを知っていたIさんは、そんなこと聞いてくるな!と思ってしまったのでしょう。
それが「いや、JavaDocみればいいでしょ。」というセリフににじみ出てしまって、
プライドの高いKさんはそれを感じ取ってしまい、逆鱗に触れてしまったということです(笑)
Kさんを殴り返したあと、Iさんはどっかに行ってしまい、
そのあとKさんはIさんの机に座ってなにやらパソコンをいじっていました。
Iさんの席で何をしていたかはわかりませんが、
このタイミングで転職バカが出社したというわけです。
そして、、
他の女性社員「Kさん、、、ユニクロで服買って来ましょうか?」
Kさん「いいよ。後で第二ラウンドやるから。」
という流れになります。
でも、さすがに第二ラウンドはやりませんでした(笑)