話をもとに戻します。
自宅待機生活も3週間が過ぎたころ、
先輩のHさんから転職バカあてにメールが来ました。
Hさんは転職バカより一つ上の先輩でしたが、すごくしっかりしていて、
社長からの評価も高く、ベンチャー企業だったこともあってか、
この難局をどう乗り切るか?ということを、社長と相談していたのだと思います。
簡単に言うと、こんなメールだったと思います。
Hさん「転職バカ、ちょっと聞きたいんやけど、もし東京勤務なったら嫌?」
この会社の本社も、転職バカが住んでいるのも大阪だったので、
正直このまま大阪にいたかったですけど、
今の会社の状態も考えて、以下のような感じで返信しました。
転職バカ「正直あんまりうれしくないですけど、、、
僕が東京に転勤したら会社って助かるんですか?」
Hさん「うん、助かる。」
転職バカ「わかりました、じゃあ行きます。」
このまま自宅待機していても仕方ないですし、
会社がつぶれても困ると思ったので、こんな感じで返しました。
すると数日後、本社に呼び出されて、
東京転勤の用意をするように言われました。
メンバーは4月からの新卒メンバー11人と転職バカを含めた12人。
多分大阪では仕事が見つからなかったけど、
東京なら見つかったんだと思います。
転職バカを含めた12人は3週間程度で仕事に戻れましたが、
まだ仕事が見つからずにいた社員はたくさんいて、
最長1か月半ほど自宅待機していたようでした。
転職バカは地元に仲のいい友達もいますし、
ずっと大阪で暮らしてきていたので、
東京に転勤するというのは少し不安が大きかったです。
そして、この東京転勤が、
転職バカのサリーマン生活の中では、かなりの修羅場になるのでした、、