このページにもう少しだけ書かせてください(笑)
一次情報と二次情報の説明とはまた違った考えになりますが、
読書と行動のどちらが自分にとっての糧になるか?というお話として、
わかりやすい例で説明してみたいと思います。
少し小難しい話になるかもしれませんが、
興味のある人は読んでみてください。
読書というのは基本的に文字情報のみです。
でも、実際に行動すると視覚、聴覚、嗅覚、触覚など、
多分味覚以外の全ての感覚を駆使して自分が体験することになります。
そう考えると、読書を1時間した場合と、行動を1時間した場合では、
得られる経験は格段に違うと思いませんか?
これ、パソコンのテキストファイルと動画ファイルで考えるとわかりやすいです。
テキストファイルというのは文字情報だけのファイルのことです。
人間が1時間に読める文字数はだいたい18,000文字程度だそうですが、
仮に1時間で読める文字数を18,000文字とした場合、
18,000文字びっしり書いたとしてもファイルサイズ的には40キロバイトとかそんなもんです。
でも1時間の動画ファイルとなると、
画質を観れる範囲である程度落として圧縮したとしても、
下手したら1ギガバイトくらいは行くと思います。
1ギガバイトというのは1,000,000キロバイトです。
文字情報を頑張って読んでも40キロバイト程度の情報しかありませんが、
動画ならその2万5000倍の1,000,000キロバイトもの情報量があります。
動画なら、言葉にできない微妙なニュアンスも表現できるので、
情報量としては、テキストファイルより圧倒的に多くなります。
さらに動画は2Dで臭いもしませんし風も吹きませんが、
実際の体験は立体映像で触覚も刺激されます。
簡単に言えば、
綺麗な夕日の景色を実際に見た人の感動をそのまま伝えることは絶対に不可能なんです。
なので、実体験は動画よりも情報量は多いので、
家に引きこもって文字を読んでいるだけの人と、
面接に行きまくって場数をこなしている人の経験値の差は圧倒的に開いてきます。
ちょっと話がそれますが、これをずっと続けている人は、
人生自体が濃いものになると思っています。
たとえば、
SNSが発達した昨今ではネット上でのコミュニケーションが簡単にできるようになりました。
でも、現状ネット上でのコミュニケーションは文字情報がメインなので、
実際に会って同じ会話をした場合に比べて情報量は全然違うわけです。
昔なら人に毎日人に会っていた人が、
今ならSNSのメッセージで済ませているかもしれません。
そういう点で、転職バカはネットやメールでのやり取りばかりをしている人の人生は、
徐々に薄まってくるんじゃないかと感じています。
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ちょっと話がそれましたが、
とにかく又聞きレベルの情報で満足するんじゃなく、
自分で得た情報・知恵を信じるようにしましょう。