たとえば求人広告を掲載できる媒体としては、
新聞、雑誌、求人誌、ネット等があります。
そして、閲覧する人の数で言うと、おそらく以下のような感じになります。
新聞>雑誌>求人誌>求人サイト
左に行くほど幅広い人種にアプローチでき、
右に行くほど限定した人種にアプローチすることができます。
左に行くほど母数は多いですけど幅広い人種が対象になります。
右に行くほど母数は少なくなりますが、人種は限定されてきます。
つまり、露出が多い求人広告は人種を特定していない、
誰でもできる簡単な仕事が多い傾向があります。
一方露出が少ない求人広告はその逆で、
ある程度見ている人の属性を限定できるので、
多少専門性の高い求人も多いです。
たとえば、鉄道マニアを採用したかったら、
鉄道マニアの雑誌に求人広告を出せばいいわけです。
そして鉄道マニアの本の求人を見て面接に行き内定したら、
職場には鉄道マニアがたくさんいる可能性があります。
新聞広告から求人に応募したら、
主婦やら学生やら、多種多様な人がいるかもしれません。
こういった広告が掲載されている場所によって、その企業の性質を少しだけ探ることができます。
そういう意味で言うと、公開求人は幅広い人種に、
非公開求人は転職エージェントにスクリーニングされた、
狭い人種にアプローチしたがっているということがわかりますね。