多くの場合は加点にはなりますが、
結局のところ、資格というのは単に客観的なスキルの証明に過ぎません。
それ以上でも以下でもないというのが転職バカの意見です。
面接で、
「VBAエキスパートの資格を持っています!」と言われたら、
「へ~、じゃあエクセルのマクロとかバリバリにこなせるんだ。」と思うだけです。
その人が自分の会社で活躍してくれるかどうかは、
またちょっと別の話じゃない?と言った感じです。
エクセルのマクロの仕事が大量にあれば、
確かにそういう人材はありがたい話ですが、それでも空気が読めないような人であれば、
VBAエキスパートを持っていないけど空気が読める人の方を転職バカ的には採用したいです。
要はスキル(資格)というのは何かをするための手段なので、
それを使えたとしても、目的を達成できないのであれば全く意味がありません。
たとえば、日本人の多くは、
英語がペラペラの人を見るとかっこいいな~と思うと思います。
転職バカも確かに英語ペラペラの人はかっこいいと思います。
そして、多くの人は、次のようなプロセスで、
英語をマスターしようとしがちです。
- 自分もかっこよく英語を話したい!
- じゃあ、アメリカに留学しよう!
- 頑張ってバイトしてお金を貯めて、1年留学してなんとか英語をマスターできた!
- さて、仕事何しようかな、、
つまり英語をマスターすることが目的になっているので、
英語が喋れるようになったところで、それを生かすビジョンがほとんどありません。
でも本来ならスキルというのは目的になるべきものじゃなくて、
何か自分がやりたいことの手段であるはずです。
そこをわかっているかどうか?は転職バカ的には結構大きいと思っています。
間違えても資格を持っているというだけで天狗になったり、
資格を持っているからと言って高い給料を要求したりするようなことはしてほしくないです。
高い給料を要求するのは、
仕事上の目的を達成した時であるべきです!
それであれば、逆に転職バカ的には大歓迎です。