たとえば校則ってありましたよね?
小学校なら、多くの場合はそこまで厳しくなかったと思いますが、
中学・高校に入ると、場合によってはかなり厳しくなるところも出てくると思います。
守らなければいけない校則はいろいろあると思いますが、
ひっくるめて言うと、要は決められたルールは守ろうね、
自分勝手な行動をしていたらだめですよ。
というような感じになっていたと思います。
大学になったらもう大人ですから、
髪型とか服装のことはほとんど言われなくなりますが、
授業の課題が厳しかったり、テストや卒論ができなかったら卒業できないという点は、
高校時代と全く同じだったと思います。
そして、守るべきことは守るように、
やるべきことはやるように教えられたと思います。
こういう厳しい秩序・規律の中に長年身を置いた人ほど協調性は高くなる、
と転職バカは思っています。
そもそも日本の教育は労働者としての素養を培うようにプログラムされており、
和を乱してでも個を尊重するような教育にはなっていないのです。
よく考えたらそうですよね?
だって、日本の社会人のほとんどがサラリーマンで、
日本の経済を支えるのに必要なのは少数派のブレーンではなく多数派のサラリーマンです。
だから、日本はサラリーマンとしての素養を培う教育をメインで施さないといけないわけです。
国としては、素直で真面目に頑張れる人を量産しないといけないのです。
ですので企業は、学歴自体を見ているというよりも、
学歴によってその人の人格を予測しているということだと思っています。
ということで、結局企業がほしいのは、
素直で真面目に頑張って仕事をしてくれる人だということです。
普通にルーチンワークをこなしてほしいシチュエーションで、
個性を発揮しすぎてイレギュラーなことをするような、
いわば空気の読めない人は多くの企業にとってはありがたくないわけです。