無料で転職支援を行ってくれる転職エージェントですが、
紹介してくれる企業にブラック企業、
いわゆる過酷な待遇を強いる企業は無いのでしょうか?
ここではブラック企業とその見分け方について書いてみたいと思います!
まず、そもそも、ブラック企業というのはどんな企業なのか?
ということを書いておきたいと思います。
ブラック企業というのは上にも書いた通り、
過酷な労働条件で常時スタッフを雇っているような企業のことなのですが、
具体的に言うと毎日10時間以上平気で働かせたり、
労働基準法を下回る賃金で働かせたりしているようなケースが多いです。
下請けのIT企業や外食関連、訪問販売系の企業等が多い傾向があるようですが、
こういったケースは意外と大企業にも多く、
言葉は悪いですが自社の従業員を使い捨てのように考えている場合が多いです。
(そうとしか思えません、、)
こういった企業の特徴として必ずキーワードになってくるのが、
マンパワーという言葉です。
社員に知的な生産活動を任せるのではなく、
ほとんど労働力だけを求めているような企業が多いです。
知的な生産活動であれば、労働時間というのはそこまで関係ありません。
企業側からすると、
マンパワーが必要な職場だからなるべく長時間、
なるべく安い給料でやってもらった方がメリットがあるのです。
ということは、自分の将来のことを考えると、
こういった企業で長く続けるのはあまり得策ではありません。
そういった職場で働いている人にどう聞こえるか怖いところもありますが、
率直に言うと労働力だけの仕事だとすれば、あまり得るものは無いと思います。
自分の体のことを考えても、
こういった企業に長く居続けることは厳しいです。
ですので、転職バカの考えとしては、
転職先としてブラック企業だけは是が非でも避けたいところです。
それでは、自分が就職する前にその企業がブラック企業かどうかを見分けるには、
どうしたらいいのでしょうか?
とは言っても、ブラック企業かどうか?というのは意外と簡単に見分けることができます。
転職エージェントを使わないにしても、
転職エージェントのCAから紹介してもらうにしても、
求人を出している企業の以下のような点をチェックしてみて下さい。
年中求人を出していないか?
年中求人を出している企業というのは、つまり離職率が高い可能性が大です。
良い企業であればスタッフの定着率は高いので、
一度求人を出せば必要な人員が定着するはずです。
年中求人を出しているというのは、
本当に成長過程にある企業でなければ、
離職率が高いと思った方がいいでしょう。
社員の数に対して求人の数が多い。
これも上の項目と少し関連しますが、
本当に掲載人数を集めたとしたら、組織がうまく回らないようなケースが多いです。
現存の社員の数以上に求人を出しているような企業は要注意です。
ネット上で悪いうわさがすでに立っている。
これはブラックかどうかにかかわらず必ずやってほしいのですが、
「企業名 ブラック」とか「企業名 評判」などでネット検索してみてください。
ブラック企業は中小よりも大企業が多い傾向があるので、
結構有名な企業も多いです。
ですので、ネット上でも噂になっているこも多々あります。
ホームページで、社風の良さだけが強調されている。
良い社風というのは当然われわれにとってメリットなのですが、
良い社風だけが強調されているということは、
逆に言えばそれしか強調する点が無い場合もあります。
自社商品が本当に強力なら、それを一番にアピールしているはずです。
以上、ざっくりですが転職バカが応募前段階でチェックした方がいいと思う点を挙げてみました。
そのほか求人で作業の簡単さがやけに強調されているとか、
給与が異常に高いなどいろいろあると思います。
ただ、あまり深く考えすぎて腰が引けてしまうのも考え物です。
面接を多く経験すれば、何か疑問に感じる企業が出てくると思いますし、
採用をされたとしても辞退はできますので、
経験の少ない人はあまり考えすぎず、
まずはたくさんの会社の面接を受けてみるというのも一つだと思います。